投資のプロとアマチュアには、運用コストの面で差があります。プロの場合は、高額な報酬を受け取って資金を運用しています。つまり、外貨を購入・売却する資金に加えて報酬という高額なコストがかかっているということです。また、プロの場合はノルマがあることも多く、自分のペースでのんびり運用するというわけにはいきません。プロは休まず、迅速に、確実に利益を上げることが求められます。外資系金融機関であれば評価の目も厳しく、プロたちは分単位、秒刻みでその投資成果が見られています。


このように絶えずプレッシャーがかかっている状態ですから、何とかして成果を出そうとさまざまな手段に打って出ます。そうすると、焦るあまり本来は売買するべきではないタイミングで取引してしまうこともあるでしょう。この状況が長い間続いていれば、最終的には損をしていたということになっても不思議ではありません。


アマの場合は、誰かから報酬を受け取って投資をしているわけではありません。取引するペースも時間も、自分の好きなように決めることができます。利益が上がりそうなタイミングが来た時だけ、全力で取引すれば良いのです。
毎日、売買を繰り返していると、相場を俯瞰で見ることが難しくなってしまうおそれがあります。これでは取引をすればするほど、細かい損失が出てしまうでしょう。多くの取引をすることが悪いわけではありませんが、たまには一休みして冷静に状況を観察することも大切です。