外国為替証拠金取引とは、テコの原理を使って証拠金の2倍、4倍、16倍の成果が得られる取引です。


たとえば、1米ドル100円のときに10万米ドルの取引をするケースでは、本来なら一千万円が必要です。しかし、証拠金率が50%であれば、証拠金は半分の500万円で済みます。さらに、証拠金率が6%なら、必要な証拠金は60万円になります。


たとえ証拠金が少なくても、実際に取引している額はすべて同じ一千万円です。したがって、証拠金が500万円だろうが60万円だろうが、貰える利益に変わりはありません。


となると、証拠金率が低い方がお得ではないかと考えるのではないでしょうか。証拠金率の低い商品は、それだけレバレッジを強く効かせていて、自分が出したお金の何倍もの額で取引が行われています。したがって、儲かる額が大きい半面、損する額も大きくなる恐れがあります。


そして、証拠金率が低ければ、用意する証拠金の額も少なくなるため気持ちが大きくなりがちです。気がついたらポジションを多く持ちすぎていた、ということにもなりかねません。


ポジションを持ちすぎると、どのようなことが起こるでしょうか。たとえば、1米ドル100円で10万米ドルを買った場合、米ドルが1円下がると10万円のマイナスになります。持っているポジションであれば損失は10万円で済みますが、二つ以上のポジションを持っていたとしたら、そのぶん損失も多くなります。ポジションの抱えすぎに気を付けて、リスクを回避するのが賢明だと思います。